2023年9月にサードプレイス「お城下横丁FESTA」を確立し運営してきましたが、11月〜地元の中学生と駄菓子屋の協働を開始します。この取り組みには、不登校支援の意味合いも強く関係しています。

駄菓子を販売してもらう生徒さんは、実は不登校傾向が強く家庭での生活は昼夜逆転しています。
彼女たちとの出会いは、益田市を拠点に全国で活動するネイチャーキッズ寺子屋さんとキャンプを行なった際に、参加者として来られていました。そこで関係性を構築し、お城下横丁FESTAで駄菓子の販売体験をしてみたい。ということになった経緯があります。

ただ単に販売体験をしてもらうことに留まらず、販売(労働)した時間に対して地域通貨(エコマネー)を渡すことで、労働の対価を得てもらいます。
ここで得た地域通貨は円と同等な価値を担保しているので、サードプレイスでの活動に協働してもらえた子どもたちは日本円に依存することなくお祭りの商品を購入することができます。

この地域通貨発行の財源は、お城下横丁FESTA内で大人から売り上げた50%の純利益を財源としています。
ですので、大人がサードプレイスでのお祭りに参加し飲食を繰り返せば、その分が子どもたちの活動支援金に転化されるという仕組みを考案し採用しています。


これにより、サードプレイスでお城下横丁FESTAが継続的に開催することができれば、それに乗じて子どもたちの活動を支援できます。
また、他の組織等に依存することなくその財源を確保することができることも大きな特徴の1つです。