島根県益田市は「過疎」という言葉の発祥の地となっており、特に匹見地区の人口は331人(2023年)となっています。
そのような地区にある匹見小学校も全校生徒15人(2023年)という環境にあります。
今回は総合の授業にお邪魔し小学生たちと「やりたいことリスト」「七夕の短冊と飾り付け」の作成を一緒に取り組みました。
島根県益田市は「社会教育コーディネーター」という人材が益田市と委託契約を結び(個人事業主)、先生とはまた別の立場で存在し、学校教育の中で活躍しています。
目的は、学校に学校外の人材を流入させ教育的な取り組みを活性化させよう、公民館や地域の人たちと一緒に子どもたちを見守り育成していこう。というような取り組みを行なっており、今回は匹見地区の社会教育コーディネーターからご縁をいただきこの取り組みが実施されました。
余談ですが、当方が小学生の時、学校内で先生以外の大人たちとの出会いは限られており、その機会があるとすれば、授業参観ぐらいでとても特別な機会だったのを今でも覚えています。
島根県益田市が先進的に取り組んでいる社会教育、社会教育コーディネーターの仕組みは非常に魅力的だと体感しており、この仕組みが全国的に普及すれば、きっと今よりももっと素敵な学校教育ができ補完できるのではないかなと可能性を感じています。
